スノーピークファル Pro.air 2 レポート

スノーピークさんが
山岳テント、軽量テント
と銘打って出したファル Pro.air 2
登山のテント場で普及されてるとは
言い難い、なので格安で入手したので
検証する
まず、山岳テントと名乗るなら
軽量、耐候性前提となる
なので、超メジャー山岳テント
ステラリッジ2との比較
流石に最新のステラリッジと比較するのは
可哀想なので10年選手のスリーブ式
ステラリッジと比較してみた
家庭用ハカリなので精密な重量ではないので
参考までに
ペグ、ガイロープ含めない重量
旧型ステラリッジ2
フライ+インナー重量 1,050g
[

同じく proair 2 1,150g

ステラリッジ ポール

約400g
同じく proair 2ポール

約500g
ステラリッジ2
最低重量1450g
proair 2
最低重量1650g
丁度フライ,ポール共にproair 2が
100gづつ重い
単純に考えれば、肉厚ポール、厚い生地を
使って耐久性あると考えるのは
オートキャンプテントの話し
山岳テントは軽さが正義の風潮
スノーピークの場合、キャップテントの延長的
設計で、まず山岳テントであまり見ない
ビンディングテープを使用している

又、フライにポールを通す
いわばアウターフレーム構造をとっている為
フレームが通る部分にかなり分厚い生地が使われている

以上2点が無駄に、重量を増やしている
又、ポールも多分自社製のキャンプポールの
派生でやたらと頑丈で柔軟なしなりに欠け
設営にステラリッジよりも力を要する
また、ポールの受けがポケットの為
撤収時にその構造上、引いてポールを
抜く為にスリーブの中でポールの
連結が外れ易く、地味にストレスとなる
ポケット式ポール受けの耐久性は未知なので
ここでは評価しない
引き綱は軽量を意識した細い物か付属する
フライのダークカラーに合わせた
黒色だが、反射材が織り込まられているが
余り視認性が良くない
ただ、ファショナブル
フレームはクロスタイプの耐風性は
確保されているが
インナーをトグルによりアウターに吊り下げる為
インナー側は剛性アップには余り寄与していない
但しトグル連結のメリットで
設営,撤収が早い利点が有る
総評として、
現代の山岳テントとしては
重量級、
余り意味の無い過剰な品質
良い点、ファッショナブル
設営、撤収のひと手間少ない
次回更新時までに
実際設営して登山で使っての
居住性を含めたレビューをしていく
この記事へのコメント
初めまして
スノーピークもテントでの山行も好きなので、興味深く記事を拝見させていただきました。
単純な重量だけを見ては2世代ほど昔のテントのように見えてしまいますが、何故重いのかの考察が参考になりました。
次回の居住性も含めたレビュー、楽しみにしております。
スノーピークもテントでの山行も好きなので、興味深く記事を拝見させていただきました。
単純な重量だけを見ては2世代ほど昔のテントのように見えてしまいますが、何故重いのかの考察が参考になりました。
次回の居住性も含めたレビュー、楽しみにしております。
コメントありがとうございます
スノーピークは好きなメーカーなので
尚更,辛口になってしまいましたが、
コンセプトは良いのですが
詰めの甘さが残念です、又、山岳テントも
軽量化、新素材が日々進化して
当該テントは言い方は悪いですが
山岳テントとしては旧態然としています
(素材がポリエステル、今日多くの
山岳テントはナイロンでsil\silコーティング
シームテープレスも進みつつあります)
希望として新型登場が望まれます
最後にオートキャンプテントとしては
問題無く未だ高品質を持つ商品だと思います
スノーピークは好きなメーカーなので
尚更,辛口になってしまいましたが、
コンセプトは良いのですが
詰めの甘さが残念です、又、山岳テントも
軽量化、新素材が日々進化して
当該テントは言い方は悪いですが
山岳テントとしては旧態然としています
(素材がポリエステル、今日多くの
山岳テントはナイロンでsil\silコーティング
シームテープレスも進みつつあります)
希望として新型登場が望まれます
最後にオートキャンプテントとしては
問題無く未だ高品質を持つ商品だと思います